Dark of Hearts

★モンスター退治★

『ありゃ!?お前たち何やってるん?』

3人が会話をしていると、リュウトがやって来た。

『リ、リュウト!!調度お前を捜してんだよ、無事に見つかって良かった』

ケンゴはリュウトの姿を見て喜んだ。

『無事に見つかってって…何かあったん?』

『何かあったって…リュウトは街の人に襲われてないのか?』

ケンゴはリュウトの目をまじまじと見た。

『…別に』

『街のみんな変だっただろ?』

『変?う〜ん…確かに鉄パイプやら金属バットやら持ってる人が多かったわ〜』

『だろ?』

『でもあれって今流行りか何かなんやろ?』

リュウトのその言葉を聞いた3人は呆れ返った。

『もういいよ…リュウト。とりあえずお前が無事で良かった』

ケンゴはリュウトの肩をポンポンと叩いた。

『なあ、俺達これからどうすれば良いんだ?』

タツキは考え込んでいた。

『そりゃーこの世界を元に戻さないと…』

ケンゴはその場に座り込んだ。

『どうやって?』

タツキもその場に座った。

『この世界を元に戻すには、闇の大穴に入って闇の王ダークキングを倒すしかないわ』

レイラは3人に説明した。

『闇の王ダークキングか…何かホントにゲームみたいだな』

タツキは相変わらずワクワクしていた。

『ホンマやな〜。ゲームみたいでめっちゃ面白いな。じゃあ、ワシ勇者が良い』

リュウトも何故かワクワクしていた。

『バカ!!リュウトみたいにとろくさい奴は…遊び人だよ!!だから俺が勇者で決まり』

タツキがリュウトの言葉に反論した。
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