Dark of Hearts

☆闇の使者☆

グサッ!!

突然気絶しているガルちゃんの胴体に黒い刃渡りの長い刀が突き刺さった。

『な、何だ!?』

ケンゴ達はガルちゃんを見た。

するとガルちゃんはそのまま消えていった。

『ふふふ』

ビルの上から笑い声が聞こえ、ケンゴ達はそっちの方を見た。

『よっと!!』

ビルの上から眼鏡をかけた一人の男が飛び降りて来た。

その男の顔を見たケンゴは驚いた。

『ト、トモヤ!!』

『よう、ケンゴ』

トモヤは不気味な笑みを浮かべていた。

『お前…巨大な大穴から落ちたんじゃ…』

『ああ、落ちて…パワーアップして帰ってきたのさ。闇の使者としてな、フッハハハハ』

トモヤは高笑いをしていた。

『おい、ケンゴ。トモヤの奴どうしたんだよ?』

タツキは変わり果てているトモヤを心配した。

『闇の使者…』

レイラはトモヤをにらみつけた。
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