Dark of Hearts
『5つの光玉のかけらか…どこにあるの?』

ケンゴはレイラに尋ねた。

『えーっと…どこだろう…』

レイラが困り果てていると、突然上空から声が聞こえてきた。

『わしが教えてやるわい』

その声の主がケンゴ達の前に降り立った。

『えっ?…クマのぬいぐるみ?』

タツキは目の前に現れたクマのぬいぐるみを指でつっついた。

『こりゃー!!わしをつっつくな!!痛いじゃろうが!!』

クマのぬいぐるみはタツキに怒鳴った。

『うわー!!ぬいぐるみが喋った!!』

タツキは悲鳴を上げ驚いた。

『そ、そのお声は神様ですね?』

レイラがそう言うとケンゴたちは跳び上がり驚いた。

『かかかかか、神様?この汚ねぇ〜クマのぬいぐるみが?』

ケンゴは笑いを堪えていた。

『わし神様って…何かもっと威厳のあるような人やと思ってたんやけど…』

リュウトも笑いを堪えていた。
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