Dark of Hearts

『ダメだ!!先生の闇パワーが大きいから、なかなか全ての闇を消せない!!』

『うがぁぁ!!』

先生の目は元に戻り、ケンゴをにらみつけた。

『く、くそー…どうしたら…』

ケンゴは困り果てていた。

『殺ぉぉぉす!!』

先生はまたケンゴに向かって殴り掛かってきた。

『ケンゴ!!闇パワーの根源は心臓よ!!心臓を突き刺しなさい!!』

体育館の屋根の上から、レイラが大声で言った。

『心臓!!』

グサッ!!

先生のパンチがケンゴに当たるより先に、ｼｬｲﾝｿｰﾄﾞが先生の心臓を突き刺した。

『あ、あ、あ、ああああ!!』

そう叫んだ先生の体は元に戻り、先生はその場に倒れた。

『やった…のか!?』

ケンゴは力が抜け突然崩れ落ちた。

『やったわねケンゴ』

レイラはそう言って、笑顔でケンゴの元に駆け寄った。

『どうなるかと思ったよ…はあー…』

ケンゴはとりあえず一安心した。