Dark of Hearts
『あっ、先生のズボンのポケットが光ってる!?』

ケンゴは立ち上がり、倒れている先生のポケットに手を入れた。

『な、なんだコレ?』

ケンゴが先生のポケットから光る石を取り出した。

『あっ、それよ!!それが光玉のかけらよ!!』

レイラはケンゴの持つ光る石を見つめて言った。

『こ、これが、光玉のかけら…すげぇ〜暖かいコレ…』

『それと同じモノが後4つあるのよ』

『よし、俺…リュウトとタツキに光玉のかけらが見つかった事知らせてくるよ』

ケンゴは光玉のかけらをポケットに入れ、体育館から校内に再び入り2階へと向かった。


ー2階ー

リュウトは2階の各教室を探し終え、最後に調理室にやって来た。

『とりあえず調理室でラストやな』

リュウトは調理室の扉を開けると、マドンナ先生のカオリ先生が何故か料理を作っていた。

『カ、カオリ先生?』

リュウトはカオリ先生に声をかけた。
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