Dark of Hearts
『それは大丈夫じゃ。光玉のかけらに闇の者が触れる事は出来ん。光玉のかけらが発するパワーのせいでの』

神様は説明した。

『だからあの時…』

タツキは神様の言葉を聞き、自分の掌をじっと見つめた。

『なるほど、じゃあセブンコードが光玉のかけらを見つけても何も出来ない訳か…よし、じゃあさっさと探すか』

ケンゴは右手に力を集中し、シャインソードを作り出した。

『セブンコードに何か怯えてたまるかやな』

リュウトはシャインガンを作り出した。

『セブンコードが相手になるかも知れんから、わしも力を貸すわい』

そう言って神様は自分(クマのぬいぐるみ)の耳にシャインハートをつけた。

『えっ?神様も戦うん?』

リュウトは神様の方を見た。

『任せんしゃい』

神様(クマのぬいぐるみ)の右腕に虹色の傘が現れた。

『傘!?』

ケンゴは神様の持つ傘を見て驚いた。
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