間違い電話
優一のおかげで良い試合になった。


少しは感謝?


やっぱ私はまだまだだなぁ。


ベンチに戻る私達。


「美優ちゃんお疲れ。」


ユウは私にタオルを投げてくれた。


気が利くなぁ。


「ユウさん楽しめました?」


圭が聞く。


「うん、久し振りだったけど楽しかった!それにしても優一君は上手いね!」


「優一は学生の時からずっとテニスバカでしたから。」


私が答える。


私は優一に頭を叩かれる。


「テニスバカじゃなくて、テニスばっかだろ!」


「そうともいう~!」


私は舌をペロッと出した。


そんな私達を見て2人で笑っていた。



< 45 / 99 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop