間違い電話
酔っ払った優一はユウが送ってくれる事になった。


タクシーの運転手さんに場所を行ったら、なんとなく分かってくれた。


「じゃあ、ユウさん。優一をよろしくね。」


「ユウ・・・本当ごめんね。」


「くすっ。美優は優一君の事になると、自分の事の様に謝るね。」


あまり気にしてなかったけど、そうなのかなぁ。


「じゃあまたね。」


「うん、ばいばい。」





それから家に帰った。


マサルさんの声が聞きたいな。


どうしよう。こんな時間だし・・・。


でも、私は勇気を出してマサルさんに電話をしてみた。


プルルルル♪


プルルルル♪


あれ?出ない?


金曜日だから、飲みにでも行ってるのかな?


私はマサルさんの声が聞けないまま、ベットに着いたのだった。



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