超鈍感幼なじみの落とし方
「もー、落ち着きぃ、祈。」
おねーさん、マックフルーリ一つ追加ーとユリが頼む。
「はい、甘いモン足りないからそうカッカするんだよー」
大好きなクッキーアンドオレオですらあの男の顔に見えてならない。
「だっても~~~~ッ
あたしの16年間返して~」
―あたしの初恋。
1歳の頃です。
そうです、
あの超鈍感お馬鹿天然男に恋をしたんです。
ずっと恋してたんです。
ずっとあいつの隣をキープし続けたんです。
その結果がこれ!?
『付き合うって何処行くの?』
ちょっとキミなら許せます?