わがままモデル王子は甘い香り
『莉緒、店は彰吾に頼めたから
どうにかなる
詳しい場所は、コンパの当日、莉緒が女性メンバーを連れてきてくれ
マスコミに嗅ぎつけられたくないんだ』
俺は莉緒にメールをした
莉緒からすぐに返事がきた
『わかった』と一言だけ
女がマスコミに情報を売るかもしれねえからな
莉緒はそんなことしないとわかっているが
春という女はわからねえ
「桜嗣も大変だね」
マネが口を開く
「俺は別に大変じゃねえよ
莉緒のほうが辛いんじゃねえの?
人間関係って難しいんだろ?」
「まあ、ね~」
「俺はそういう嫌いだから
付き合いはどいつもこいつも浅い」
俺はマネに笑った
マネは返事に困っているようだ
別に気にする必要はねえよ
本当に人との付き合いは浅いんだ
俺は心の奥を見せない
見せたくない
俺の本心を知っているのは莉緒だけ
莉緒だけでいいんだ
俺の本当の姿を知っているのは
莉緒だけ知っていれば、俺は幸せだ
どうにかなる
詳しい場所は、コンパの当日、莉緒が女性メンバーを連れてきてくれ
マスコミに嗅ぎつけられたくないんだ』
俺は莉緒にメールをした
莉緒からすぐに返事がきた
『わかった』と一言だけ
女がマスコミに情報を売るかもしれねえからな
莉緒はそんなことしないとわかっているが
春という女はわからねえ
「桜嗣も大変だね」
マネが口を開く
「俺は別に大変じゃねえよ
莉緒のほうが辛いんじゃねえの?
人間関係って難しいんだろ?」
「まあ、ね~」
「俺はそういう嫌いだから
付き合いはどいつもこいつも浅い」
俺はマネに笑った
マネは返事に困っているようだ
別に気にする必要はねえよ
本当に人との付き合いは浅いんだ
俺は心の奥を見せない
見せたくない
俺の本心を知っているのは莉緒だけ
莉緒だけでいいんだ
俺の本当の姿を知っているのは
莉緒だけ知っていれば、俺は幸せだ