愛しのツンデレラ


次の日の放課後。


姫が

「トイレいって話を聞いてやる」

みたいな感じで、

なんか勘違いされ、苦笑


とりあえず2人きりになれたので

渡そうとしたとき、

「あ、鳥だー」

他の人がきてしまったので、

私は姫のカーディガンの裾をつかんで

上のトイレに行きました。


「手、出して。」

「ぇ、なになに?」

「いいから。
…で、できたら目も閉じて。」

「ぇ、マジで何?」

姫は左手を差し出して後ろを向きました。
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