愛しのツンデレラ


信頼度0だな。


少しヘコみながら

左手に指輪を

はめようとした瞬間、

「ぇ、何?!」

手を引っ込めやがった。

どんだけ信頼ないんだ


後で聞いた話、
姫はこの時、
ゴミを渡されるのではないかと
(そしたら私は何者だ?!)
思っていたらしく……


「姫!」

さすがにイラッときて

声を荒げました。

「…。」

おとなしくなったので、

私はその隙に指輪をはめました。

それを見た瞬間、

姫は私に飛びつきました。


「わっ(*_*)」


***
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