愛しのツンデレラ

「ありがと。」

と言って私から離れました。

「ど…どういたしまして。」

少し動揺。←


ε=┌( ・_・)┘


教室に戻って、

姫と帰るために待機していた友人が

「ぁ、姫、指輪してるー!」

と、

左手の小指を指さしました。


「えー、誰から?」

「どうしたの、それー。」



姫は



隠す様子もなく



悪戯な笑みを浮かべて


こう言いました。



「婚約指輪なの。」



***
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