愛しのツンデレラ
理科の時間、
土の中の生物の観察。
悪天候の中、
サンプルの採取。
「ねぇ、」
「何?」
「微妙じゃない?」
充分ってくらい
虫を見たのに
姫はまだご不満(-"-;)
「…じゃあ、またいくの?」
「ぅん」
再度、
サンプルの採取へ。
持ち前の運動神経を
無駄に発揮。←
柵を乗り越え、
土をまたザクっと。
「んー…」
「まだ何か不満?」
「なんかさぁ…」
「…。」
「…。」
「…ウジャウジャしてる感じがほしいのね?」
「そうなの」
ある意味
最強に感性がよすぎる姫。
「…ジャングルいけば?」
「別にそこまでして
見たくないし(>3<)」
それは私もです。
遠慮します。
「とりあえず、
この中から虫探すか」
「うげっ…」
この中にも
充分にいそうです。
実験は続行
イヤってほど虫を見たのでした。
***