愛しのツンデレラ




好きな人は



友達で



その人もまた親友でした。







その人は



自分が大切にしていた後輩と



付き合っていました。




叶わない恋をしていた。





それでも良いから



と、



私は彼の



[最高の友達]であろうと



彼を支える側に立ちました。







ところが



フォローするはずの私が



いつも慰められてばかりで





私は



少しでも返したくて




―「で、クリスマスプレゼント?」






「ぅん…。」





ゆっくり頷きました。





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