愛しのツンデレラ



季節は


あれから着実にすぎていき、


気がつけばバレンタイン。



なんて

受験生にはそんなものは

関係なく……


例の噂の真相は

わからないまま

月日が過ぎていきました。




その日、

姫はなんだか

おかしな様子で



「何言っても傷つかない?」



なんて訊いてきます。


***
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