れもんてぃ―*゚


和哉が指を指したのは.観覧車だった。


「ぇえっっ!?」


「やなの??」

和哉は相変わらず可愛い顔して聞いてくる。


だって.観覧車ってカップルが頂上で

キ...キスとかする乗り物じゃん...。


「別にいいけど...」


「んじゃあ早く行こうぜ!!」

そう言ってアタシの手を引っ張る。


やめてよ...

好きになっちゃうじゃん。

アタシがそんなことを考えてるとも知らずに.和哉は

アタシを引っ張って観覧車に乗り込むのだった。



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