嫌いなんだから!!!!
俺は助手席のドアをあけた。
『ほら、乗れよ』
コクンと頷いて
宝寺は車に乗った。
俺も乗り込み
『さぁ〜どこ行く?』
『・・・っんち』
『何だって?』
『遊園地行きたいです///』
『プッ・・・ハハハッ』
『笑う事ないじゃないですか///』
『わりぃ..あまりにも
可愛くて(笑)
じゃあ行くか!』
宝寺は真っ赤になりながら
コクンと頷いた
俺は車を走らせた。
車の中では
FMラジオで
洋楽が
流れてるだけ
たまに
宝寺が
こっちを
見てくるが
話しかけようとしない
そんな姿も
愛しく思える