Sweet Kiss
ありえないッ!!
窓から差し込む陽の光のまぶしさで、目が覚めた。
その光に背を向けるように寝返りをうつと・・・
目の前に、顔。
「ぎゃあぁぁぁ--------!!!」
チーターも驚く速さで私は逃げ・・・
ドテッ
・・・ベッドから落下。
「人の顔見てさけぶんじゃねーっ」
だだだだって・・・藍堂楓臥っ!
「なんでアンタがここにいるのー!?」
「何でって、ココ俺の部屋だし」
・・・はっ!
そうだった・・・。
よく見るとここは、私の部屋だけど、私の部屋じゃない。
「そうだけど、そうじゃないでしょ!
ここは私の部屋!!」
一瞬で昨日のことを思い出した。