Sweet Kiss

「美雨ちゃん、なんだか顔色がすぐれませんわ。

 なにか悩んでいることがあるのでしたら、相談してください」


雅ちゃん・・・



「会ったばかりとはいえ、私たちはもう、立派な友達です」



ジーン・・・



「ありがとう、雅ちゃん」



二人で手をとりあって、向かった先は・・・




ショッピング~♪



私に元気がないので、気を利かせた雅ちゃんが連れてきてくれたのだ。



二人で買い物を楽しみ・・・


私の気持ちも、少し明るくなり・・・



時刻は夕方六時をまわった。


学園内に戻った私たちが向かったのは、


学園の敷地内にある、喫茶店。


「ねえ、なんで誰もいないの?」


「貸し切りにしましたから」


ぬおっ!!


さすがは、本家本物のお嬢様。


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