Sweet Kiss
「キスされて、意識しちゃっってるだけだよ」
カッと、雅ちゃんの瞳が見開かれた。
元々大きいのに、見開くと凄い目力。
「・・・っキスゥ-----!!?」
キーン
雅ちゃん、声が大きすぎて耳鳴りがします・・・
「藍堂くんに、キスされたんですの?」
「うん。アイツ、絶対キス魔だよ?
昨日会ってイキナリ二回もキスされたの」
「まぁ!!」
「キスなんて、アイツにとってはきっと、挨拶みたいなモンなんだよ」
藍堂楓臥いや、王子・・・アンタは一体どこの国の人なんだ?
もといた国に帰れェ---------!!