Sweet Kiss

「キスは、本当に好きな人とするんだろ?


 だったら俺は、間違ってない。




 ・・・俺は、美雨の事が・・好きだから」








私を抱きしめ、王子が耳元で甘く囁く。




「ウ・・・ソ・・」



「ウソじゃない」


王子は体を少し離し


今度はまっすぐに、目を見てきた。



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