桜・love story
次の日もその次の日も…。



翔は来なかった。




傘をさして、桜を見上げていた私…。




どうすることも出来なくてただずっと立っていた。




雨が止んで、青空が顔をのぞかせたら、翔がやって来るかもしれない…。なんて思ったりもしてたっけ…。



何かあったの…?




事故にでもあったんじゃないかって、心配もした。




待つだけの時間は、とても長く感じた。




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