幼なじみな僕ら。












オレがそう言葉を発した時には、男の拳がオレの頬に当たっていた。






ごちっと生々しい音がする。

オレはおもいっきり、吹っ飛んだ。




近くにあった壁に、背中が当たる。








「・・・ってぇっ!!」









口の中に、血の味が広がる。

口、切った??




くそ・・・体が痛い。







男はゆっくりと、オレに近づく。



そして、胸倉を掴んでオレをたさせた。





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