幼なじみな僕ら。









男の顔は、冴えきっていた。

鳥肌が立った。






これほどに、恐いと感じたことは、今までにないくらい。











「羽柴新」











羽柴・・・??


オレははっと、顔を青ざめさせた。





羽柴、新。

・・・忘れるわけがない。

忘れていいわけがない。





男がまた笑った。







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