幼なじみな僕ら。









男は無我夢中でオレを殴り続けた。


頭の中はもう、真っ白だった。






オレが悪いんだ。

分かってる。





羽柴にしたことに比べたら、こんなのかすり傷程度にしかならない。









「・・・?!?!?!先輩?!爽?!」











声がした。

オレはやっとのことで、声のした方向を見る。








目に映ったのは・・・こちらに駆け寄ってくる、あっこの姿。








「・・・っ爽?!?!」










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