幼なじみな僕ら。








先輩が、オレの胸倉を離した。








オレは自分で立つ気力もなくて。

その場にばたりと倒れこむ。





あっこがオレに駆け寄ってくる。

そして、上半身を起こした。








「・・・爽?!誰か・・・誰か呼ばなきゃ!!」









あっこは完全にパニックに陥っていた。



オレはそんなあっこの体操服の端っこを掴む。





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