幼なじみな僕ら。
- * - - * - - * - - * - - * -
急に、ガラガラッとドアが開いた。
ざわついていた消灯後の教室が一瞬、静まる。
半分眠っていた俺は、振り向くのも面倒くさくて。
その方向を見ようともしない。
女子の、嬉しそうな悲鳴が聞こえた。
教室中が今度は、さっきよりもざわつく。
ドアを開けたヤツは、教室の中に入ってきた。
・・・なんで分かったかって??
足音だよ、足音。