幼なじみな僕ら。
私達は、円を描くようにして座っていた。
私の右隣に、ハル。
ハルの右隣に、爽。
爽の右隣にあっこ。
そして・・・あっこの右隣に、私。
それが、私達四人が集まった時の、絶対の位置。
この位置が崩れることなんて、まずない。
この位置が私達にはすごく、最高なんだ。
「ほれほれ!!オレみたいに笑えよー??」
そう言って、爽がケラケラと笑った。
・・・爽はいつも、笑いすぎだと思うけど。
「うっさい!!
てめぇはさっきからうるせぇ!!
ちったぁ黙って食えや!!!」