幼なじみな僕ら。







すっごく男勝りなあっこは、今まで片思いすらしたことがなかった。



すっごく可愛い顔してるんだけどなぁ・・・。


告白されたことはあるみたいだけれど。




とにかく“恋”なんて文字が似合わないあっこから、そんな言葉が飛び出してくるなんて。



私たち3人は、呆然とした。




私は・・・チラリと爽を見る。





爽は、最高にマヌケな顔をしていた。

口をぽかんと開けて。

目を大きく見開いて。





「え・・・?!だれだれ?!同級生?!」


「ぶっぶー!!先輩!!」








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