幼なじみな僕ら。











「俺さ、
いつか夏の甲子園に出るの。


んで、優勝する」








右手の人差し指で、ピッと太陽を指差す。


眩しそうに実羽が、太陽を見上げた。






「・・・実羽も、甲子園行ってみたい!!!」







実羽がキラキラとした表情で言った。



暑さのせいか。


額にうっすらと汗が滲んでいる。





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