幼なじみな僕ら。




















「・・・あ!!
覚えてる!!覚えてる!!」









あの時の面影をうっすらと残した、
今の実羽は、嬉しそうに頷いた。




俺は急に、現実に引き戻される。









「指きりげんまん、したんだよね!!

なつかしー・・・」











実羽が、目を細めた。

その顔が、あまりにも綺麗で。




俺は足を止める。













「実羽」











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