幼なじみな僕ら。











コンビには空いていた。

何人か、客がいるだけ。




そのうちの数人は、雑誌を立ち読みしている。



私は迷わず、
おにぎりの置いてあるところに向かった。





並べられたおにぎりの種類を、
じっくりと見つめる。






・・・なんにしようかなぁ・・・。

やっぱ、明太子かな??









私が右手で明太子おにぎりを
取ろうとした、その時だった。













「・・・あれ??実羽ちゃんじゃない??」














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