幼なじみな僕ら。
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空は真っ青で。
太陽はぎらぎらと輝いていて。
そんな空の下を、私は全速力で駆け抜けていた。
球場についた頃には、呼吸は乱れ、
全身汗でびっしょりだった。
額の汗を、右手で拭う。
・・・まだ、甲子園ではないから、
球場といっても近くの高校のグラウンドだ。
グラウンドの真ん中。
真っ白いユニフォームを着た球児たちが、
戦いを繰り広げている。