幼なじみな僕ら。















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右肩に、かばんを背負う。


中には水筒とグローブとタオルしか入っていないのに。

俺の肩に、ずっしりとのしかかる。




先輩達はもう、帰っていた。








『明日の打ち上げ、絶対に来いよ』









桃山先輩の笑顔を、思い出す。


俺は最低なことをしたのに・・・。





どうして・・・笑ってくれるんだろう??

あんな、笑顔で。






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