幼なじみな僕ら。















路地を曲がった。










あと5分くらい歩けば、家が見えてくる。






夜に買い物なんて久々だけど・・・
たまには、いいかもなぁ。







あたしが思わず、笑みを漏らした時だった。












ドンッッと、細い路地を曲がってきた誰かに、
ぶつかった。






あたしは跳ね返るようにして、転ぶ。





袋の中のジュースとクッキーが、道路に散らばった。







「・・・ったい!!」







< 310 / 421 >

この作品をシェア

pagetop