幼なじみな僕ら。
怒鳴り声がして。
オレの部屋のドアが、勢いよく開いた。
その瞬間、ハルはベットの上で正座をする。
オレはただぽかんと、そちらを見た。
部屋に入ってきたのは・・・長身の、女。
肩より少し長いセミロングの髪を、
ポニーテールにしている。
女はそのまま、オレを睨みつけた。
人を殺しかねない、その鋭い視線に。
オレの体は汗まみれになる。
「てめぇ、ちったぁ、静かにしろや!!!
あぁ??
お前の部屋の隣は、
誰の部屋だと思ってんだよっ!!!!!」