幼なじみな僕ら。














「・・・あたしの可愛い弟が、
勉強わかんないんだって。


あんた、頭良かったよねぇ??






・・・もっちろん、教えてくれるよなぁ??」











ハルの額から、汗が流れる。

その汗は頬を伝い、ベットに落ちた。




ハルの目が、目の前の女を恐がっていた。







・・・ハルがこんなに恐怖に脅える顔をするのも、
姉上様の前だけ。










「頼みごとしんてんだけど・・・??



・・・・・返事は??」










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