幼なじみな僕ら。
紗和子が笑いながら言った。
・・・閻魔女王の笑みだ!!
っていうかそれはもはや、頼んでないです!!
強制です!!
pleasじゃなくてmustです!!!!!
「りょ、了解しました」
ハルが大きく頭を下げた。
紗和子はふっと、ほくそ笑む。
こえぇよ!!
ハルが、従っちゃったよ!!
「んじゃぁまぁ、そーゆーことだから」
暴れるだけ暴れて、
紗和子は部屋から出て行こうとした。
出て行こうとして・・・ドアの前で立ち止まる。
「・・・あ、そうそう。ハル」