幼なじみな僕ら。















「顔、やつれてる。先輩のこと、気になんの??」








あたしは黙り込んだ。


気にならないわけが、ない。





先輩、本当に生きてるかな・・・??

先輩はあぁ見えてすごく弱そうだから

・・・すごく、心配になる。





爽が笑った。






「くやしいな」そう呟いて。











「やっぱさ、分かってても、悔しいもんだな」



「え??」












何が。

そう言いかけて、あたしは言葉を止めた。




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