幼なじみな僕ら。











「大丈夫。




爽が思ってるほど・・・亜子は、弱くないよ。

爽が思ってるほど・・・人は神経質じゃない。




もっと、我がままでいいんだよ。



誰かを傷つけたとしても・・・」








実羽が、言葉を切る。









「その傷もいつかは、癒えるから」










じっと、実羽を見た。

それから・・・微笑む。





「変わったな、実羽」








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