幼なじみな僕ら。
- * - - * - - * - - * - - * -
「おい」
オレは、そいつを呼んだ。
そいつは一瞬、
誰が呼ばれたのか分からなかったらしい。
あたりをキョロキョロと見回して・・・
そしてオレを見た。
オレも、そいつから視線を逸らさなかった。
視線が、ぶつかり合う。
「久々に学校にきたら・・・お前に、声かけられるとはな」
そいつが、ふっと笑う。
オレは、笑わなかった。
メニュー