幼なじみな僕ら。












その言葉が素直に、嬉しくて。





微笑んだ、時だった。







微かに、床が軋む音がした。




開けっ放しの、ドアの向こう。

階段へと続く、廊下。



彼女には聞こえなかったらしい。

でも、確かに俺には、その音が聞こえて。





部屋を、飛び出す。











そこに居たのは・・・1人の少年。







彼女と同じくらい・・・よく知っている少年。













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