幼なじみな僕ら。














オレは夏休みが始まった朝、あっこを呼び出した。




公園の前に。








そして・・・同時に、鳴海も公園前に呼び出した。


二人が、鉢合わせになるように。





鳴海は、すごく苦しそうだったから。

多分、亜子に会えば直ぐに、その気持ちを言ってしまうだろう。











「・・・で。お前の計画どおりだったわけだ」










オレは頷く。

そう、すべては計画通り。






< 403 / 421 >

この作品をシェア

pagetop