SWEET★CAKE


私は一樹に後ろから抱きしめられた。


ドアを閉められ、向かい合わせに。


前は一樹、後ろは壁。


逃げられない。


「いつから起きてたの?」


「ん~最初から」


「最初?!」


それはやばいよ~。


「お仕置きしないとな。」


「なんで?!」


「俺をいじめようとするなんて、百万年早い。」


「うっ・・」


「だから今度は・・」


一樹の顔が近づいてくる。


「俺が愛香をいじめてやるよ。」



< 225 / 295 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop