SWEET★CAKE


「楽しんできて下さい~」


あっという間に観覧車の中。


「こっち来て」


「うん」


私は一樹の隣に座った。


「愛香」


「ん?・・・・んっ」


突然のキス。


とても優しくて甘いキス。


しばらくして、唇が離れた。


「我慢してたんだからな?」


「何を?」


「キス。お前が真っ赤になるたびに、したくてしょうがなかった。」


「・・・ばか」


恥ずかしい。


でも嬉しいな。


一樹のキス。


優しくて甘くて大好きだもん。


「で、誰が俺様だって?」



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