SWEET★CAKE
「本当に行くの?」
「ああ。拒否権なしだから。」
「だって着替えとかないよ?」
「用意してあるから」
・・さすがだなあ。
「行くぞ」
大きな門をくぐって、玄関へ。
そこに綺麗な女の人がいた。
「一樹、おかえり」
「ただいま、母さん」
「隣の子が愛香ちゃん?」
「ああ」
一樹のお母さん、すごく綺麗。
「愛香ちゃん、初めてまして」
「はっ初めてまして。桃原愛香と言います。」
緊張して、なかなか上手く話せない。
「緊張しないでね?さあパパがお待ちかねよ。」