SWEET★CAKE
「愛香ちゃんは、私の娘同然ってことよ」
一樹ママが笑いかけてくれた。
「あっありがとうございます。」
「たまには一緒にご飯食べましょうね?」
「はい!」
すごく嬉しかった。
まだちょっとしか一緒にいていないのに。
私の心は暖かくなっていた。
一樹、あなたの両親はとても素敵な人だね。
「あっそうだ!愛香ちゃんの為にケーキ作ったの。一樹運ぶの手伝って?」
「はいはい」
一樹と一樹ママは部屋から出ていった。
一樹パパと2人きり。
ちょっとドキドキする。