SWEET★CAKE


「えぇっと・・」


「秘密の話さ」


一樹パパが助けてくれた。


「そう」


一樹はちょっと不機嫌に。


それから、たくさんの話をした。


一樹が留学しても家に来てねって言われたときは、嬉しくて涙が出た。


「じゃあ俺たち行くな」


「そうか・・まあ頑張りなさい」


「頑張らなくても楽勝さ」


「?」


さっきから何の話してるんだろう。


「愛香、行くぞ」


「え?」


腕を引っ張られ、部屋を出ていく。


その様子を見守る、一樹ママパパの表情はとてもあたたかかった。



< 244 / 295 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop