恐怖話



『 あんた考えすぎよ〜もう寝ましょ〜♪ 』


『 ぅ..うん 』


私はベッドに
友達はベッドの隣の床に布団を敷いて寝転んだ。



『 おやすみぃ 』



私は友達にそう言った時



『 ねぇねぇ..トイレ行きたいなぁ...怖いから一緒にきてっ 』



友達の顔はひきつっていた。



『 我慢できない! 』


友達は私を部屋からぴっぱりだすと一目散にリビングに駆け降りた。




『 お母さんは?!! 』


『...出かけてる』



『靴なんかいいから早くでなきゃ!!!!!!』



友達に言われるまま外に出た。


ピルルルル...


『警察ですか?!!いますぐきてください!!!!!!』




友達は慌てて警察に電話した。


『何..??どういう...』



『気づかなかったの?!!もう〜っ!!!!!!!!』



『何が!?..』


友達は泣きながら叫んだ。


『 ベッドの下にあの男が仰向けで包丁を持っていたのよ!!!! あんた少しでも寝そべってたら刺されてたわよ?!!!!!! 』



『 え?!!!! 』



しばらくしてパトカーがきた。

警察が家の中に入っていきしばらくして
手錠をかけられたあの男が警察とでてきた。



私たちを見つめて...





『もう少しだったのに..』



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